日本陸海軍戦史研究室

現在、高松宮日記の読み込みをしております。

2023-11-12から1日間の記事一覧

高松宮日記と戦史 その2 高松宮日記にみる「ドゥーリットル空襲」

1942(昭和17)年4月18日、米空母「ホーネット」を発艦した16機の米陸軍爆撃機B-25は、突如東京を空襲した。この空襲は日本側の錯誤もあって、奇襲となってしまった。山本五十六連合艦隊司令長官がミッドウェー作戦実施を決意させた出来事として有名であるが…

高松宮日記と戦史 その1 高松宮日記について

「高松宮日記」は、昭和天皇の弟宮である高松宮宜仁親王が、海軍兵学校生徒時代から終戦2年後までの27年間にわたりお書きになられた日記で、中央公論社(現、中央公論新社)より全8巻で翻刻、出版された。 日記の内容は、昭和天皇の弟宮として、あるいは海軍…