ガダルカナル 一木支隊戦史ノート

なかなか方向性が定まりません!

研究室日誌 令和7年1月13日

 みなさんこんばんわ。最近ハマったVTuberの配信を見まくっている私ですが、戦史に関する本も少しずつ読み進めております。時間があれば少しずつ蔵書をデジタル化しているのですが、このデジタル化作業、手間と時間はかかりますが、増え続ける本のスペース問題、遠出した先まで本を持って行く必要がない、というのがメリットかな、と思っています。とはいえ、温泉施設等にいったとき、サウナ後の整う時間に脱衣所等でスマホタブレットは禁止なので、なかなかうまくいかないですが・・・あとバッテリの問題ですね。

 

 さて、今読んでいる本ですが、奥宮正武著の「真実の太平洋戦争」(「太平洋戦争の本当の読み方」の改題)です。まだ第二章の途中までしか読み進めていませんが、なかなか考えさせられるものがあります。奥宮氏は元海軍将校ですが、海軍に対する称賛、海軍善玉論に対して批判的な立場のようです。この本では戦後に作り上げられ定着したクリーンな海軍のイメージに対して批判的に書いています。現在であればそれなりに受け入れられるでしょうが、書いた当時の1987年では相当思い切った内容だと思います。

 

 本の章立ては、第一章から第四章まであります。第一章は「主要作戦の位置づけ」として、太平洋戦争と欧州戦争との関係性、太平洋戦争の推移を簡単に解説しております。これは他の書籍とそう大して大きく変わるものではありません。本題は、第二章以下だと思います。

 

 第二章は「数多い誤認と誤解」、第三章は「完敗の背景」、第四章は「片寄った人物評」という、なかなか興味深いものになっています。これからちょっとずつ読み進めて、都度感想を書いていきたいと思います。